園長先生のコラム

1月のコラム (2017年02月01日)

分かち合うために生まれてきた

~受けるよりは与える方が幸いである~ 聖書

新しい年が始まり、わたしは誰彼なしに今年の目標を聞いていました。私の表現では「ワクワク・プラン」と言うのですが、今年の「ワクワク・プラン」は何ですかとお聞きすると、「ワクワク・プラン」?と不思議そうに、聞き返してくださいます。目標を作らない方もおられますが、せっかく目標を作るのでしたら、わくわくする方が絶対にいいと思ったので「ワクワク・プラン」と言っているのです。

意外だったのが、私がお聞きした殆どの人が最初はわくわくするような目標が無いとおっしゃられるのでした。しかし少し経つと実は一人ひとりにわくわくするプランというか思いがあることが分かってきました。

さて、ある人は今年の目標を「素直にありがとうを伝えること」と言われました。

その言葉がずっと私の心の中にあって、1月が過ぎていきました。私は、気が付くと、人生訓や生き方についての本や言葉に耳を傾ける傾向があることが最近分かってきて、ある本を読んでいて、人間と言うのは自分の賜物を分かち合うことが人生の目的ですという言葉に出会いました。

そこから、ある方の今年の目標「素直にありがとうを伝えること」がつながっているように感じてきました。

ともすると私たちの毎日は、どれだけ受け取ったのか、どれだけ自分の所に集まってきたのかに関心が高まり過ぎ、自分の持っているもの、自分の得意なこと、自分の好きなことをどれだけ周りの人と分かち合っているかについては意識が乏しいように思うのです。自分の賜物についてはなかなか自分で気づけないかもしれませんが、必ずあるものです。そしてそれを分かち合う時に、ありがとうの言葉が出てくるのかもしれません。聖書には「受けるよりは与える方が幸いである」と書いてありますが、受ける時も、実は相手の人に自分の賜物を分かち合っていることがあると、ある本に書いてありました。わくわくするようなプランは実は誰の心にもあると思います。そのわくわくを分かち合うならば、誰にとっても「ありがとう」の瞬間となるのではないでしょうか。子どもたちはわくわくの天才です。自分がわくわくするという賜物が生涯を通して大切にされますように。子どもたちもわくわくする人生を生きてほしいと思います。