園長先生のコラム

4がつのこらむ (2017年05月01日)

主の祈り ~みんなの祈り~

天(てん)におられる私(わたし)たちの父(ちち)よ、

名(な)聖(せい)とされますように。み国(くに)来(き)ますように。

心(こころ)天(てん)行(おこな)われるとおり、地(ち)にも行(おこな)われますように。

わたしたちの日(ひ)ごとの糧(かて)今日(きょう)もお与(あた)えください。

わたしたちの罪(つみ)をおゆるしください。わたしたちも人(ひと)をゆるします。

わたしたちを誘惑(ゆうわく)におちいらせず、悪(あく)からお救(すく)いください。

国(くに)力(ちから)栄光(えいこう)は、永遠(えいえん)にあなたのものです。  アーメン

毎朝のお祈りの時、子どもたちと一緒にお祈りするのがこの主の祈りと呼ばれる祈りです。これはイエス様が教えてくださった祈りで、キリスト教では、誰もが知っている祈りです。子どもたちはこの祈りを祈り、卒園していきます。この祈りの特徴は共に祈るということです。「わたしたち」と複数形で祈ります。それはこの世界のすべての人と共に生きていきたいという願いが込められた祈りだからです。

一緒に生きることは、こんにちは、ありがとう、ごめんなさいと言いながら、一緒にご飯を食べ、一緒に悩み喜べることです。そしてそれを幼稚園では毎日実践しています。天の国は毎日の生活の中にあるのです。そのことをこの祈りは教えてくれています。

共に生きること、それが天の国であり、主の祈りは天の国の祈りです。今私たちの暮らす世界は共に生きることへの困難さを強く感じさせられるような出来事や雰囲気が大きくなっているような気がします。共に生き、共に喜び、共に悩めるような交わりがあることを体験している子どもたちは、平和を作り出す人です。子どもたちの祈りに合わせて、ご家庭でもお祈り頂けたらと思います。神さまの祝福がすべてのご家族の上に豊かにありますように。