園長先生のコラム

7がつのコラム (2017年07月01日)

Be ファンタジスタ

私がサッカーに興味を持ったのは4年生の体育の時間です。ミニゲームをしていた時に、誰かの放ったシュートが私が出した足によってゴールをそれた。その一瞬の感覚が嬉しくて、サッカーが好きになりました。

好きなことは、自分を助けてくれます。好きなことをしていると、ストレスが緩和されますし、自分も嬉しい気持ちになります。いつの頃からか、毎日、やることに追われ、自分でやることを増やしているのかもよく分からない生活になってきました。教会のことで言えば毎週日曜日に説教というものがあり、聖書のお話をします。また書くこともあったり、毎日予想もしなかったような出来事が次々起こり、その対応をすることとなります。そんな時、これって大事だなと思うことがあります。それは想像力です。イマジネーション。思いつき、アイデア、発想。ふと思いつくことがあれば大概の事は何とかなります。サッカーが好きなので、ちょっと古いかもしれませんがロナウジーニョや中田英寿選手のプレーを見ながら、あの創造的なプレーや独創的な動きはすごいなあと思ってしまいます。サッカーでは素晴らしい発想に基づくプレーをする人をファンタジスタと言います。私は自分のサッカープレーについてあまり想像力を発揮したことがないのですが、今思えば私も私なりのファンタジスタになれたのかもしれないと最近思います。私は小中高とサッカーをしていた時、ある固定観念に凝り固まっていました。それは自分の体格や能力、技術をこんなものだと思っていたことです。しかしファンタジスタと呼ばれる人は、豊かな発想を持っているのです。

子どもたちはファンタジスタです。毎日チャレンジし、工夫し、遊び、発見し、想像力を発揮します。私たちは子どもたちの発想を広げるために、固定観念に凝り固まって、子どもたちの発想を狭めていないかを自らに問いながら日々を過ごしたいと思います。子どもたちが様々な場面で、自分にしかできないような想像力を発揮し、共に生きる世界を切り開いて成長してほしいと思うからです。

やがて子どもたちは私たちの知らない世界に飛び込んで行くでしょう。その時に、愛されている感覚と、豊かな想像力を携えて、思いっきり人生を喜び踊ってほしいと思います。すべての子どもたちがファンタジスタ。すべての人々がファンタジスタなのですから。