ちゃぷれんの広場

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7がつのコラム (2015年07月01日)

子どもたちを抱き上げられるイエスさま

「一人の子どもの手を取って彼らの真ん中に立たせ、抱き上げて言われた。『わたしの名のためにこのような子どもの一人を受け入れる者は、わたしを受け入れるのである。』」聖書:マルコによる福音書9:36,37

夏が来ると、戦争の記憶をたどりながら、自分たちの在り方を見つめる機会が多くなる気がします。私は、この、イエス様が子どもを抱き上げられる姿を、色んな状況の中で思い浮かべようとしてきました。

2001年10月、アメリカがアフガニスタンに空爆を開始した後、2002年にアフガニスタンを訪れました。それは、当時私が住んでいた地域の子どもたちに平和をどのように伝えられるのかという問いの中から、自分自身がアフガニスタンに行き、そこで生きる子どもたちに出会うことを通して、子どもたちと一緒に平和を模索したいと思ったからでした。

空爆により犠牲になった方々の中に女性や子どもたちがいました。犠牲になるのは間違いなく、より弱い立場に置かれている人々であることを再認識したのでした。イエス様が子どもを抱き上げられた場面、それは大人たちが誰が一番偉いのかと言い争っていた場面での出来事でした。アフガニスタンでも、きっとイエス様は傷ついた子どもたちをまず最初に抱き上げ、手を置いて癒されたことでしょう。

子どもたちを抱き上げること、それは何にもまして優先されるべきことではないでしょうか。

私は2001年前後のことを一つの感覚として持っているのですが、明らかにその後、世界の軍事費が倍に膨れ上がり、危険だから軍備を拡大するというよりも、軍備を拡大するために危険を煽るような状態が続いているような気がしています。

子どもたちは、大人のことをよく知っています。威圧的なのか、ささやかな声にも耳を傾けてくれるのか、見下しているのか、声が出せるまで待ってくれるのか。子どもたちはよく知っています、大人たちの態度を、そして抱き上げられる喜びを。

私たちのそばに子どもたちがいます。私たちの見知らぬ場所にも子どもたちがいます。イエス様はそのどちらの子どもたちをも抱き上げられておられるのではないでしょうか。子どもたちを祝福すること、それが神さまの、そして私たちの最優先事項だと思います。


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