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9がつのコラム (2016年09月01日)

平和の使者となるために ~違いがあるから素晴らしい~

この夏、アジア青年大会という集まりがマレーシアのクアラルンプールで開かれました。私はその実行委員のメンバーで、幼稚園の子どもたちに、この世界が実に沢山の違いを持った人々と共に生きる素晴らしい世界であることを伝え、又これからどんどんつながっていってほしいという思いから、企画しました。この大会はクリスチャンの集まりで、規模は100名。日本、韓国、香港、台湾、フィリピン、マレーシア、シンガポール、ミャンマー、オーストラリアから青年が参加しました。

教会に集う青年たちの集まりですが、同時に、それぞれの教会が各地域で営む学校や幼稚園、保育園等様々な施設など、地域の必要に向き合う教会の働きも同時に分かち合い、またそれぞれの文化を紹介し合いました。

マレーシアの西マレーシアに位置するクアラルンプール。そこはマレー系やインド・スリランカ系、中国系やその土地の人々、そして近隣諸国から来られているタイ、インドネシア、ミャンマー等の色々な背景を持った方々が共に住む地域でした。当然言語や文化、宗教の違いがある中で共に生き、多様性をとても大切にしている場所でした。

私は、その場所に、さらに違う地域、つまり日本各地、韓国、香港、台湾、フィリピン、マレーシア、シンガポール、ミャンマー、オーストラリアから集まった人々と数日を過ごしたのでした。違いが沢山ありました。そして違っていることの当り前さ、違っていることの楽しさ、違うからこそ豊かになるということを感じました。

幼稚園のおともだちは、この夏、日常とは違う体験をしたかもしれません。私は、子どもたちが、この世界には想像以上に違いを持った人々がいることを知ってほしいし、違いがあるからこそ活かしあえることを体験してほしいと思っています。キリスト教保育を大切にしている私たちは、是非子どもたちが違いを持った者同士豊かに生きていけることを体験してほしいし、この世界には予想を超えた多様性が満ち溢れていて、それは自分をもっともっと豊かにしてくれるというわくわく感を育んでもらいたいと思っています。

神さまは私という存在を愛してくださっています。そして神様は違いを持った他の人々、他の被造物を愛してくださっています。多様性がかけがえのないものだというその意味は、この神さまの愛が自分とそして他の人々を愛しておられる所にあります。私はこの夏にその体験をしました。子どもたちにはこれから出会うたくさんの違いを持った人々と、喜びをもって共に生きていってもらいたいと思います。そのために私はこの体験を紹介し、私がその多様性を楽しく喜びをもって生き、その生きざまを見てもらいたいなと思います。

他者の存在を亡き者にしてしまう可能性のある物を用いるのではなく、互いが愛されているかけがえのないものだという平和を携えて、違いを持った子どもたちと共に生きていきたいと思います。大人が、疑いや恐れをいだくその先にも、神さまの愛が注がれている子どもたちがいることを、心に留めていたいと思います。


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