ちゃぷれんの広場

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11がつのコラム (2016年11月01日)

「解きほぐしのヒント」

ぎっくり腰になって一か月が過ぎました。今振り返ると、色々な原因が考えられる中で、やはりこれが原因だったのかということがはっきりしてきました。それは、オリンピックの影響から、筋トレを始めたことです。私の筋トレイメージは二十歳。

二十歳の自分をイメージして、特に、今までやったことのない腹筋を、二日に一回のペースで、少ししんどいなというくらいの負荷でやっていたのでした。日に日に腹筋の力が増し、とにかく二か月は続けたいとの思いでした。

3週間目くらいに、風呂場で立ち上がった時に、腰に痛みが走りました。その後の無理がたたり、起き上がれないくらいに痛くなりました。二度とこのようなことのないようにと、原因を考え、その対策も考えてきました。原因については、色々な意見がありました。ただ、たぶん、普段しないような腹筋の筋トレを二十歳の自分をイメージしてしたことによって、腰の背中部分に負荷がかかり過ぎ、痛みが出たのだと思います。

この出来事の後、大いに自分を振り返り、反省しました。沢山の皆様に迷惑をかけたことと、自分を過信し過ぎていたことを。

筋肉が凝っていたり、痛みがある時は、負荷をかけたり引っ張ったりは良くないということ。むしろ解きほぐしが大事だということ。そしてこの解きほぐしを色々な人に聞いていくと、大切なヒントが与えられました。詳細を語ることはこの紙面の意図ではないのですが、こわばった部分、硬くなった部分、痛い部分などを解きほぐすという発想はとても大切なことだと教えられました。

実際、色々な方法が解きほぐしにはあると思いますが、優しく手を当て、意識してあげることは共通して大切にされていることのように思います。

約18年前から、私は体が強張ったり、呼吸が苦しくなったり、首に痛みが出るようになりました。それは今も変わりなく、何か生き方や身体的な姿勢に関係してることなのかもしません。正直に自分の心身に向き合うことの謙虚さを学ばねばと思います。

イエスは、硬直してしまった社会や、人間関係、人の生き方やあり方を、解きほぐそうとした人だったのだと思います。イエスがそこにいると、空気が変わりました。見過ごしがちになっていた人に視点が合わされ、共同体は揺さぶられ、新しい世界が生み出されました。一見がんじがらめな世界に見えても、解きほぐしのヒントは日常に沢山あるのかもしれません。イエスはこの地上で生き、この世界で人と関わり、交わりました。その中に、子どもたちを真ん中に来させ、抱き上げて祝福されたことがありました。

私たちの日常は、忙しく、複雑な関係や組織に組み込まれ、バランスを崩すと、回復できないかのような不安が蔓延しています。だからこそ、解きほぐしの方法やヒントが絶対必要だと思います。リセットとも言うのかもしれません。私はそれを、「いつも神さまに、そして誰かに祈られている」ことを意識することだと思っています。

夜寝る時、私の事を祈り、愛しておられる方のことをふと思い返してみる、それだけで、解きほぐしにつながるような気がします。子どもたちが、祈りと祝福の中で、解き放たれて成長していきますように。


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