ちゃぷれんの広場

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8がつのコラム (2018年08月01日)

「喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい。」

(ローマの信徒への手紙1215)

各地での災害の報道に接し、被災された方々の慰めと癒し、回復を心よりお祈りいたします。ニュースや新聞等で毎日接しながら、その現場におられる皆さんの状況を想像いたします。また教会では、各地にネットワークがあるので、教会や教会施設の情報などが伝えられてきます。最近のことのみならず、長期化している状況もあり、自然災害と人災など、多方面からの振り返りと取り組みが今後も必要になってくるのだろうと思います。

聖書には「喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい。」という言葉があります。共感ということだと思います。この共感も様々なレベルの思いや、関わりがあります。また人によっての思いの違いや、取り組みの相違もあります。この共感が、皆で一致して進んでいける時もあれば、少しずれてしまってぎくしゃくすることもあるでしょう。この聖書の言葉は、私たちの暮らしの中で、そして特に困難にぶつかる時に、共に大切にしたい言葉です。

時に、私たちはどうすればいいのか分からない時や、気持ちが他の人とずれてしまって苦しい思いをすることもあります。そんな時、この言葉を、神さまが私に対してなしてくださっている言葉として読んでみることも出来るのではないかと思います。悩んでいる私、喜んでいる私、泣いている私と共に在りたいという神様の思いがこの、呼びかけの言葉となって聖書に記されたのかもしれません。

自然災害も人災も、それぞれに向き合い、共に共感し合いながら歩もうとする時、ふと、神様は、一人ひとりの喜びや悲しみに触れたいと思って、イエス様を遣わし、一緒に汗をかかれたのかなあと想像いたします。

私たちが共に喜び、共に泣くことが出来ますように。日々の祈りを通して私たちを育んでください。

最後に神様の国のイメージを描いている聖書の個所を記したいと思います。

「見よ、神の幕屋が人の間にあって、神が人と共に住み、人は神の民となる。神は自ら人と共にいて、その神となり、彼/彼女らの目の涙をことごとくぬぐい取ってくださる」             ヨハネの黙示録21章3-4


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