ちゃぷれんの広場

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5がつのコラム (2020年05月01日)

声を聴く。

私は神学校を卒業して牧師として歩みだして以来、殆どの期間、幼稚園に関わってきました。ほぼ毎日子どもたちと顔を合わせ、子どもたちと言葉を交わしてきました。けれども恥ずかしいことに、私は子どもの語る言葉を、殆ど聴くことが出来ませんでした。肉体的には聞こえるのですが、子どもの言葉の中身が、私の頭と心に入って来なかったのです。ある時「これではいけない」と、自分の行動を改めることにしました。できるだけ保育現場を訪れ、子どもたちと遊び、子どもたちと一緒に先生のお話を聞き、お弁当を食べ、給食を頂き、時間が許せば降園の時間まで子どもたちと一緒に居るようにしました。先生方にとっては、随分と邪魔だっただろうと思います。そうこうしていますと、ようやく、少しずつ、子どもの声が聞こえてくるようになってきました。

今日はお母さんのお誕生日。昨日こんなことがあった。暑いね、寒いね、うれしいね、楽しいね…。

子どもとお話ししようと思うと、心と体を子どもの方に向けないといけません。当たり前の事なのに、それができていなかった自分に反省しています。これは人間関係すべてにおいて当てはまることなのでしょう。それを今更ながらに気づかされるとは、きっと私が今までちゃんと人と向き合っていなかった印なのだと思います。

これからも、子どもたちのお話を聞き続けたいと思います。子どもと同じ目線で、子どもと一緒に歩み、そして、子どもと一緒にお祈りしていきたいと思います。