ちゃぷれんのこらむ

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5がつのコラム (2020年05月01日)

声を聴く。

私は神学校を卒業して牧師として歩みだして以来、殆どの期間、幼稚園に関わってきました。ほぼ毎日子どもたちと顔を合わせ、子どもたちと言葉を交わしてきました。けれども恥ずかしいことに、私は子どもの語る言葉を、殆ど聴くことが出来ませんでした。肉体的には聞こえるのですが、子どもの言葉の中身が、私の頭と心に入って来なかったのです。ある時「これではいけない」と、自分の行動を改めることにしました。できるだけ保育現場を訪れ、子どもたちと遊び、子どもたちと一緒に先生のお話を聞き、お弁当を食べ、給食を頂き、時間が許せば降園の時間まで子どもたちと一緒に居るようにしました。先生方にとっては、随分と邪魔だっただろうと思います。そうこうしていますと、ようやく、少しずつ、子どもの声が聞こえてくるようになってきました。

今日はお母さんのお誕生日。昨日こんなことがあった。暑いね、寒いね、うれしいね、楽しいね…。

子どもとお話ししようと思うと、心と体を子どもの方に向けないといけません。当たり前の事なのに、それができていなかった自分に反省しています。これは人間関係すべてにおいて当てはまることなのでしょう。それを今更ながらに気づかされるとは、きっと私が今までちゃんと人と向き合っていなかった印なのだと思います。

これからも、子どもたちのお話を聞き続けたいと思います。子どもと同じ目線で、子どもと一緒に歩み、そして、子どもと一緒にお祈りしていきたいと思います。


4がつのコラム (2020年04月01日)

〈チャプレンのコラム〉   藤原 健久

主の平和。私はこの度、聖三一幼稚園でチャプレンとして勤務いたします、司

祭ミカエル藤原健久(ふじわら・たけひさ)と申します。チャプレンとは「施設付き牧師」の事で、幼稚園や学校、病院など様々な施設で、宗教的ケアを行う宗教者のことです。近年、日本で「臨床宗教士」という制度が創られ、キリスト教に限らず多くの宗教者が病院等で活躍しておられますが、「臨床宗教士」とは、「チャプレン」の日本語訳です。

イエス様は、子どもを愛し、子どもを大切にされました。大人たちには「子どものようにならなければ、神の国に入ることはできない」と、教え諭されました。

大人は子どもを愛する義務があります。同時に子どもと共に生きるのは、大人にとって大きなお恵みです。子どもを通し神様の愛に触れ、こどもと共に成長してゆくことができます。とても嬉しく、ありがたいことです。

どうぞよろしくお願いします。